実験や調剤などで使われる「乳鉢」はどこで売っているのでしょうか?
購入できる場所、購入の際の注意点について説明します。
「乳鉢」について簡単に説明
「乳鉢」は、固体の粉砕や粉末の混合などで用いられる容器です。
粉砕や混合は、固体や粉末を乳鉢に入れ、乳棒ですり潰していきます。
化学実験や調剤の他に、日本画の顔料の粉砕や陶芸の釉薬を作る際にも使われます。
それ以外に、離乳食作りやスパイス類の調合など、料理の場面で使われることも少なくありません。
「乳鉢」が路面店で売っている場所や買える場所
- 画材屋
- ホームセンター
「乳鉢」路面店で売っている場所や買える場所について詳しく
「乳鉢」が置いている可能性が高い店が、画材屋です。
胡粉や水干絵具を扱う画材屋であれば、「乳鉢」と乳棒もセットで置いてあるでしょう。
画材単独の店でなくても、陶芸用品などアート関連の道具を取り扱う店であれば「乳鉢」も置かれていることがあります。
さらに、ホームセンターなどでも「乳鉢」があることは珍しくありません。
店舗自体はそれ程多くありませんが、実験用具を取り扱う店でも「乳鉢」を購入可能です。
「乳鉢」を選ぶ時の注意点
「乳鉢」は、素材をチェックして購入することが大切です。
一般的な白い乳鉢は磁器製です。
調剤や顔料の調合などには問題なく使える磁器製ですが、鉱物など硬い素材の粉砕には向いていません。
硬い素材を使う場合は、メノウ製や鋼鉄製などより丈夫な素材の「乳鉢」を選ぶことが大切です。
粉砕するものに合わせた素材の「乳鉢」を選ぶことで、ストレスなく作業ができるようになるだけでなく、「乳鉢」の素材が削れて混ざり込む状態を回避できます。
画材屋などの路面店の場合、「乳鉢」を売っていても磁器製のみということが多いものです。
素材や強度にもこだわった「乳鉢」を選びたい時は、ネット通販の利用がおすすめです。
通販での取り扱い
「乳鉢」を取り扱うお店が近くにない、売り切れているという場合、確実に手に入れたい場合はAmazonや楽天市場などの通販を利用するのがおすすめです。
「乳鉢」の口コミや価格など、ぜひ詳細をチェックしてみましょう。